308 がん患者さん 2016/06/08(水) 21:18:03.74 ID:divWzjE50
精神腫瘍科とは?
サイコオンコロジー(精神腫瘍学)の第一人者が、がんと言われた後のショック・不安・うつなどに対する心のケアを担当するまだ数少ない科です。がんを慢性疾患としてとらえ、どのようにうまく病気とつきあっていくのかを一緒に考えながら、個人個人に合った治療方法を行います。当院通院中の患者さんだけに限りませんし、がん患者さんだけでなく、家族の方でもお気軽に受診してください。
診療内容・特徴
日本では人口の2人に1人が,一生に1回はがんに罹患すると言われています。がん患者さんへの心のケアに必要性は誰もが口にしますが、具体的に心のケアをする専門家のいる病院はまだ少ないのが現状です。
精神腫瘍科では、まず、がん患者さんが告知された後のショックや不安・不眠を和らげます。この時点での治療の中心は、傾聴とカウンセリング(支持的精神療法)です。不安が強い場合にはリラクセーション法を教えたり、睡眠障害が強い場合には一時的に睡眠導入剤を使うこともあります。
実際のがん治療が始まったら、積極的に治療に参加できるようなサポーターになります。具体的には、どうしてもネガティブ思考になってしまう場合には認知行動療法を取り入れたり、不安が強い場合にはリラクセーション法に加えてイメージ療法を行うこともあります。薬が必要なうつ状態には、抗うつ剤の治療も行います。
また、同じ種類のがん患者さんが集まって話し合っていくグループ療法も開発しましたが、今は患者さんの数が多い、乳がん患者さんのグループ療法を行っています。一方、家族の方も患者さんと同様、あるいはそれ以上に、深い悲しみを体験していることもありますので、その方たちの心のケアも担当しています。
これまで精神医学と心身医学で学んだ知識や技術を駆使して、がん患者さんと家族の方を応援しています。
もろサイモントンやんけ 川畑強すぎ馬鹿じゃないの