533 がん患者さん (sage) 2016/07/03(日) 23:36:24.52 ID:Dvq6HmNH0
カスペルスキーのセキュリティブログですが、恒心教徒にとっても興味深い内容でしたので
「本当にあった怖い話:ネット上でのなりすまし、窃盗、家庭崩壊」
https://blog.kaspersky.co.jp/ominous-targeted-hacks/10932/
(前略)
正体不明の荒らし屋に破壊された日常生活
2015年10月のFusionに書かれているとおり、ストレイター(Strater)家の崩壊はピザとともに始まりました(英語記事)。
数年前、頼んでもいないのに近所のカフェやレストランからピザやパイなどあらゆる種類の食べ物が届けられるようになり、ストレイター家の庭は食べ物で埋め尽くされました。
ストレイター夫妻は謝罪し、注文を取り下げなければなりませんでした。
その後も、花束、大量の砂や砂利、レッカー車など、欲しくもないものが次々と届けられました。
しかし、これらは氷山の一角に過ぎませんでした。それから3年間の悪夢に比べたら。
地元のテレビ局に勤めるシニア放送エンジニアのポール・ストレイター氏と、元病院管理責任者である妻のエイミーさんは、息子のブレア(Blair)さんと対立するハッカー(またはハッカー集団)の犠牲になったのでした。
警察には、夫妻の署名が入った爆破予告が届きました。ハッカーたちはエイミーさんのアカウントを利用して、「校内で銃を撃ちまくってやる」という見出しで始まる小学校襲撃計画を発表しました。
警察はストレイター家を頻繁に訪れるようになりましたが、いったい何が起こっているのか、いぶかしむ近隣住民との関係は改善されませんでした。
犯人は、Tesla Motorsの公式アカウントをハッキングし、フォロワーにこう呼びかけました。「ストレイター家に電話した人にTesla車を1台プレゼント」。
その週末、ストレイター家の電話が鳴りやむことはありませんでした。「プロモーション」中の車を狙ったTeslaファンから、多いときで1分間に5本もの電話がかかってきました。
中には、ストレイター家に無料のTesla車が隠されているのではないかと勘ぐって、ガレージを開けろと要求しに来た男もいました。
攻撃は止まりませんでした。エイミーさんのSNSアカウントがハッキングされ、人種差別的な発言が次々と書きこまれました。
ほどなくして、彼女は職を失いました。誰かが彼女と家族の人生をめちゃくちゃにしようとしているのだと何度も上司に訴えましたが、その甲斐なく、解雇されたのです。
(後略)