277 3〈幽体離脱〉の超能力開発法(房中術) (sage) 2016/08/09(火) 12:20:52.35 ID:/SnL8hww0
第五期(三〇日)
第四期は辛い上に面白くない修行であったことだろう。第五期からはまた異性との交わりが中心となる。しかし、一力月も禁欲していたので、セックスのときにエネルギーを漏らしやすいので十分に気をつけなければならない。精液を洩らす間隔については、二〇歳では五日に一回、三〇歳では九日に一回、四〇歳では一七日に一回、五〇歳では二一日に一回とする。逆に、射精なしのセックスは回数が多ければ多いはどよい。六〇代以上になったら、射精はなるべく避けた方がよい。
女性の場合のオルガズムも同様に考える。
▼失敗しないための四つの条件
?相手の選び方
相手となる異性は男性でも女性でも、年下で美しく、気立てがいい人を選ぶようにする。できたら、相手も修行者であったら都合がよい。あなたが、モテるタイプであったり、お金持ちということであったら、相手をたびたび変えた方がよい。その理由は、常に新しいエネルギーをもらうことができるということだ。しかし、現代では人道に反するとされることなので、そのことには十分に気を配っておくことが必要である。
?ムードづくり
ここでいちばん大切なのはムードである。何がなんでも相手の心を引きつけなければならない。あなたが女性だったら、相手の男性が射精すればよいので簡単であるが、あなたが男性の場合は大へんになる。相手の女性がオルガズムに達しなければ効果がないのだ。そのためには、相手に肉体的欲情を起させるのはむろんのこと、精神的にも自分を愛するようにしなければならない。男性諸君の腕の見せどころというわけである。
自信のある人は今まで通りでよいが、あまり自信がないという人のために女性を惹きつけるテクニックを教典の中から紹介しよう。
2 自分の長所、魅力を良く知り、それを十分に出すこと
3 やさしく接すること
4 相手の立場に立って、話をよく聴いてあげること
5 身だしなみを準え、好感が持たれるようにすること
6 職場が一緒だったら、仕事に対して有能ぶりを見せておくこと
?テクニック
合わせてセックスのテクニックも書いておこう。まず、本番前のムード作りである。雰囲気のよいレストランなどで、ゆっくりと食事をし、彼女に少々アルコールを飲ませておく。
また、食事前にムードたっぷりの洋画を観ておくのも効果的である。間違っても、アニメやサスペンスは観ないこと。
いよいよベッド・インとなる。注意しなければならないのは、コンドームを用いないということと、相手にさきに絶項感を味あわせるということだ。これは、あなたが男性であっても女性であっても同じである。セックスによって放出される陽気のエネルギーを自分にもらうためである。
初期に蓄えた自分のエネルギーに、相手からもらうエネルギーをプラスして身体中に巡らせるのが、この目的である。
エネルギーを巡らせる方法はあとで書くとして、相手に先に絶頂感を味あわせるテクニックを書いておこう。
男性の場合のテクニック(女性の場合、男性にさきに射精をさせればよいので、特に必要なことはない)
最初は十分にペッティングを行なう。足先から始めるのだが、まず、足の指を一本一本回すようにさする。そうして後、手のひらを女性の足の甲に触れるか触れないかの微妙な感じでおき、そこからそっとさするように上へと上がっていく。脚の外側を通り、腰、脇腹をさすり、最後に乳頭へと達する。
そして、口を女性の耳許に近づけ、彼女が喜ぶようなほめ言葉を三回ほど囁く。
次に右手を相手の首、左手を腰に回して一〜二分間抱擁する。
今度は、手の指先から愛捷を始め、次第に肩に移っていくようにする。肩に達したら、肩をしばらくの間、やさしくさすったり、抱いたりする。
女性はだいぶ性的に興奮してくるはずだ。しかしまだまだこれからだ。女性を抱きしめ、唇を吸う。それから唇で相手の首すじを愛撫しながら下におりてゆき乳頭を吸う。舌で乳頭を転がすように刺激しながら、右手は相手の局部へと移す。そして、手のひら全体でクリトリスをもむように愛撫する。
これはあくまでも軽く、丹念に行なう。しばらくは舌による乳頭の愛撫と、手のひらによるクリトリスの愛撫をして、女性をさらに興奮させ、局部が潤んでくるのを待つ。インサートした時、自分の方が相手の絶頂よりさきに射精してしまってはいけないので、この前戯に時間をかけるのである。
こうしておけば、インサートした時に、女性が早くオルガズムを感じる。また、相手の愛液が十分に出ると、摩擦を小さくして射精時間を延ばすという利点もある。
さて、相手の愛液が十分に局部を潤ませたら、いよいよインサートだ。もうこの時点では、女性は身体中であなたを欲しているはずである。インサート後は、射精をしないように特に注意を要する。
できるだけ上下運動を押えて鬼頭に刺激を受けないように小刻みに動かす。根本の方で、クリトリスを圧迫するようにやるとよい。もちろん口や手でも愛撫を続ける。
女性が身体を固くし始めたら、そろそろオルガズムが近いしるしである。だんだんと呼吸が荒くせわしくなり、その快感を表情に表わすょうになることだろう。
女性がオルガズムに達したら、すぐに意識をプラフマランドラ(頭頂のやや下) に集中して、相手にひき込まれないようにする。それでも引き込まれて射精しそうになったら、肛門を引き締め、「シュリーム」というマントラを心の中で唱える。
相手が終ったら、自分の性器をピクピクと動かしながら、彼女の陽気が性器を伝わって、スヴァーディシュターナ・チャクラ(丹田)に集まることを観想する。
女性の身体の力が抜けた時、すでに陽気はあなたの身体に移動していると思ってよい。今度はあなたが摩擦を強くして上下に動く番である。すぐに射精してしまうくらいの快感を覚えるだろう。しかし、ここで射精してはいけない。辛いだろうが、身体にしびれを感じ、性器がピクピクしたところでこらえるのだ。これを何回かやり、耐えきれなくなったら射精してよい。
ただし、前に述べた精液を滞らす間隔より短くなってしまう時は、一回前述のピクピクが起きた段階で、射精なしでセックスを終了させねばならない。
とはいっても、これは大へん辛いことなので、間隔が短くなる時には、セックスをしないのが無難である。
?その後の処理
次にセックス後の処理であるが、射精した時としない時では違うので、別々に説明しよう。
射精した時は、セックスのあとすぐに眠りに入る。最低六時間寝てから、陽気を巡らせるツァンダリー(一五一ページ参照)を行なう。射精しなかった時は、すぐにツァンダリーを行なう。
女性の場合も、男性と同様、ツァンダリーを行なう。