99 がん患者さん 2016/08/09(火) 11:39:03.82 ID:0CSMax7m0
そして、もろもろの比丘よ。その熱灰地獄に殆ど接するようにして、1ヨージャナの高
さに聳え、指16本分の高さを持った熱く焼け、燃えている巨大な針の木の林が揃って
存在している。
もろものの獄卒は、彼にそこを登ったり降りたりさせるのである。
彼はそこで、非常に激しい苦痛を受ける。
けれども、その悪業がつきない限りは、その間、命が終わることはないのだ。
そして、もろもろの比丘よ。その針の木の林に殆ど接するようにして、巨大な剣の葉の
林が揃って存在している。彼は、そこに堕ちる。
様々な風に動かされた葉は、彼の手を破り、足を破り、手足を破り、耳を破り、鼻を破
り、耳と鼻を破るのである。
彼はそこで、非常に激しい苦痛を受ける。
けれども、その悪業がつきない限りは、その間、命が終わることはないのだ。
そして、もろもろの比丘よ。その剣の葉の林に殆ど接するようにして、巨大な海河地獄
が揃って存在している。彼は、そこに堕ちる。
彼はそこで流れを下って運ばれ、流れをさかのぼって運ばれ、流れを上下して運ばれる
のである。
彼はそこで、非常に激しい苦痛を受ける。
けれども、その悪業がつきない限りは、その間、命が終わることはないのだ。
その彼を、もろもろの比丘よ。もろもろの獄卒は釣針を使って引き上げる。
陸地に立たせて次のように言った。
「おい、男よ。お前は何か欲しい物はあるか」
彼は次のように言った。
「すみません。私はお腹が空いております。」
その彼を、もろもろの比丘よ。もろもろの獄卒は熱く焼け、燃えていて、灼熱した金バ
サミで口を開き、熱く焼け、燃えていて、灼熱した鉄丸を口に投げ込むのだ。
それは、彼の唇をも焼き、口をも焼き、喉をも焼き、胸をも焼き、大腸と小腸をも持ち
去って、下部から出るのである。
彼はその時、非常に激しい苦痛を受ける。
けれども、その悪業がつきない限りは、その間、命が終わることはないのだ。