538 がん患者さん 2016/09/07(水) 23:52:45.90 ID:yyfA+zf80
SCP-jfk45 リーダー・クルー
Object Class :safe
取扱方:
大田通勤寮に収容されます。
大田通勤寮及びSCP-jfk45の勤務先であるコム・デ・ギャルソンSRCには常時1名以上の財団職員を配置してください。
SCP-jfk45の外出時には所在が確認できる何らかの手段を講じてください。
また、1日に1回以上、SCP-jfk45のウェブログを監視する必要があります。
監視後は簡単な日本語の試験を受けなければならず、結果によってはミーム除去処理を行う必要があります。
概要:
SCP-jfk45は日本の東京都に在住する、鈴木康史という日本人男性です。
生年月日より年齢は40歳と推測されますが、外見は実年齢より20〜30歳ほど高いように見えます。
(複数の検査の結果、SCP-jfk45の身体年齢は40歳前後であることが判明しました。生年月日は恐らく正しいと思われます。)
SCP-jfk45は知的障害を患っており、複雑な意思疎通に支障をきたす場合があります。
SCP-jfk45は平均的な男性と比較して極めて著しい性欲を確認できましたが、癲癇の薬の副作用による陰萎が発生しているほか、
一般的な性交の手順を知らないと思われるため、SCP-jfk45による強姦の可能性は無に等しいと考えて差し支え無いでしょう。
また、SCP-jfk45はウェブログ(以下SCP-jfk45-1と記載)をほぼ毎日投稿します。
SCP-jfk45-1は、株式会社サイバーエージェントが運営するウェブログのうちの一つで、タイトルは「リーダー・クルー★大田品川線ブログ」です。
SCP-jfk45-1において、SCP-jfk45は自身を「リーダー・クルー」であると主張していますが、過去にそのような役職に就いていたという記録は残っていません。
SCP-jfk45-1の内容自体はよくある勤務日誌が主ですが、一部日本語としては不自然な箇所があります。
さらに、SCP-jfk45-1を読んだ者のうち一部は、同様の不自然な日本語を使用するようになります。
以下に日本語として不自然な例を幾つか挙げます。
・文末に必ずと言っていいほど絵文字或いは顔文字を用いる。また、文末を句点にすることもある
・感嘆符を用いるべき場合でも疑問符を用いる。多くの場合通常の疑問符(?)ではなく、機種依存文字である❔を用いる
・サ行変格活用動詞「する」の代わりに「始める」を用いる。例えば、「します」は「始めます」となる
・文頭に主語がきて格助詞「は」「が」の後に読点を打つ。その後はどんな長文でも文中に読点は使われない
・逆接の接続助詞「が」を過剰に用いる。逆接ではない用途でも使用するためである。逆に「が」と「は」以外は殆ど用いられない
・「盗む」を「なりすます」「転載する(SCP-jfk45は『複写する』と書く)」という意味で用いる
・「他人」を「公共物」「その人に関係しない何物か(人以外も含む)」という意味で用いる
これらの特徴を踏まえた文章は研究者の間で、SCP-jfk45が自称する肩書きを元に「リダクル語」と呼ばれます。
このミーム影響は口頭でのやりとりではほとんど発生せず、また適切なミーム除去処理を行うことにより治療可能です。