675 一般ノルウェー市民 2019/10/20(日) 17:53:00.27 ID:RNJwTj7C0
>>587を聞いたまとめ
カラケーや唐wikiの存在を想像しながら聞くとかなり面白かったぞ
違法アップロード者を特定する方法として
・サイトのドメイン登録情報を見る(domaintoolsで1件50$)
・広告代理店との契約情報を見る
・ソフトウェア(wordpress、googleアナリティクスなど)の利用契約情報を見る
基本的に支払いが発生する段階でクレカなどの生の情報を登録する必要があるので特定の端緒になる
漫画村も初期のドメインをdomaintoolにかけると犯人の住所、電話が登録されていた
電話番号は弁護士照会で、住所は登記簿で確認すると犯人のものだった
クラウドフレアについて
オリジナルサーバーをクラウドフレアが隠してしまう
2016年までは弁護士名義でCFにメール問い合わせすれば即答えてくれた
2017年からは答えてくれなくなった
じゃあCFのアカウント管理してるIPを開示すればいいんじゃね?キャッシュ削除すればいいんじゃね?
IPの開示とキャッシュ削除はアメリカまで行かなくても東京地裁でできた
CFにキャッシュ削除の送達するには半年かかる
なのでその仮処分をgoogleに送ったら(DMCA)即日検索除外された
その他もろもろ
・googleにDMCAしたら即日検索除外になるけどドメイン変えられたら元に戻る
・山口弁護士はアメリカでCF相手にディスカバリーという登録情報を根こそぎ開示させる制度を使って犯人のクレカ情報等を入手した
・アメリカでの裁判は効果は強力だが弁護士費用が高い(最低でも100万円、普通は200〜300万)
・例えばgoogleにディスカバリーをかければgmailからclomeに記憶させているクレカ情報までアカウントに紐づいた情報が全部一括で取れる
・質問「Torを使われた場合は?」
回答「Torが完全に作動していた場合は無理。ただ半年ほど何度も何度も情報収集してるうち一回だけ生のIPを吐いてるケースがあった。
技術的エラーでTorが作動していないこともまれにあるので継続的な監視が必要。基本的にIP情報よりも支払情報に手を付けた方がいい」
山岡本人について
・2016年に情報セキュリティ大学院大学のデジタルフォレンジックコースを受講しており仕事終わりに通っていた
・現在は月の半分をカリフォルニア大学で学んでいる
・山岡のIPは126.199.23.92(32分16秒あたりで確認君の実演で喋っている)
・今回のCF裁判はお試しの意味で報酬30万円で引き受けたが後悔している
・海外サービス相手の裁判はほとんどカリフォルニア州なのでカリフォルニア州の弁護士資格を取ろうか迷っている(現地の弁護士に300万円払わなくて済むため)