てすや★2 (753)

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163 一般ノルウェー市民 2020/03/01(日) 21:19:06.26 ID:SY1m++kT0

「『宿題みんな済んだね?』と聞くと、晋ちゃんは『うん、済んだ』と言う。
寝たあとに確かめると、ノートは真っ白。それでも次の日は
『行ってきまーす』と元気よく家を出ます。それが安倍晋三でした。たいした度胸だった。

 でも、学校でそれが許されるはずはない。あと1週間でノートを全部埋めて
きなさいと罰が出る。ノート1冊を埋めるのは大変です。私がかわりに
左手で書いて、疲れるとママに代わった」(ウメ)

 両親の愛に飢え、母代りのウメを困らせて寂しさを埋めていた少年は、
一方で「優しいおじいちゃん」だった岸 信介・元首相に溺愛され、依存した。
東京・渋谷の南平台にあった岸邸で日々、夕食を摂っていた頃、
塀の外には日米安保改定に反対するデモ隊が連日押し寄せていた。
安倍氏は"おじいちゃんの敵"であるリベラル派を憎悪するようになった。

 長じた安倍氏は、成蹊大学時代にはアルファロメオで通学し、
友人と雀荘に通い詰め、学習院大のアーチェリー部との合コンに青春を
燃やした。この頃、政治的な言動は鳴りを潜めていたようだが、
友人たちは憲法改正について熱弁を振るう姿も覚えている。

 大学卒業後はアメリカに留学。ところが、名門である
南カリフォルニア大学での勉強は1年足らずで挫折し、政治学科の単位はゼロ。
ホームシックから連日、日本の自宅にコレクトコールをかけ、1か月の電話代が
10万円を超えることが続いたため、父・晋太郎氏が「それなら帰国させろ」と激怒したこともあった。