読書の秋の夜長は寝落ちするまで即興百合小説 (6)

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3 野に咲く名無し@転載禁止 () 2023/10/21 03:09:16.961 ID:OpO0WZ04

天窓から差し込む朝日に照らされて、ようやく朝が来たことに気づいた。
もぞもぞと布団を這い出て、眼鏡をかける。
ようやくはっきり見えた視界には、気持ちよさそうに寝息を立てる美優がいた。

何もかも知らなかった。
こんな小さな天文台に、宿泊用の設備が整っていることも、
美優の指があんなにも細く長く、しなやかであることも。