【農園AI部】AIに古典落語 ケツマン怖いを考えてもらった (18)

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6 野に咲く名無し@転載禁止 ( (主)) 2024/02/11 (日) 20:54:24.261 ID:2c3Qu8087

ある日のこと、暇を持て余した長屋の若者が数人集まって、それぞれ嫌いなものや怖いものを言い合っていました。

「幽霊だな」「クモだな」「ヘビだな」「コウモリだな」「毛虫だな」「アリだな」と言い合う中に、ひとり「いい若い者がくだらないものを怖がるとは情けない。世の中に怖いものなどあるものか」とうそぶく男がいました。それがくまさんです。

他の男が「本当に怖いものはないのか」と聞くと、くまさんはしぶしぶ「本当はある」と白状しました。

「では、何が嫌いなのか」と念を押され、くまさんは小声で「ケツマン」とつぶやきました。

「ケツマン?何だそれは?」

「ケツマンとは、穴のある花のことだ。菊の花のようなものだが、もっと穴が大きくて、中に何かが入っているように見える。その穴が怖いんだ」

「なんだ、そんなものか。それは珍しいな。どこで見たんだ?」

「ある日、山に登っていたら、そこにケツマンの群生があったんだ。白や黄色や赤や紫のケツマンがいっぱい咲いていた。風に揺れて、穴が開いたり閉じたりしている。その様子が気味悪くて、近づいてみたら、穴の中から何かが出てきたんだ」

「何が出てきたんだ?」

「それがね、小さな虫だったんだ。ケツマンの中に住んでいる虫だ。穴から顔を出して、こちらを見ている。その目が怖いんだ。ケツマンの色と同じ色の目だ。白いケツマンには白い目、黄色いケツマンには黄色い目、赤いケツマンには赤い目、紫のケツマンには紫の目だ。それが何千何万といるんだ。ケツマンの穴から見つめられるんだ。それが怖いんだ」

「ふーん、それは確かに怖いかもしれないな。でも、そんな花は珍しいだろう。普通には見かけないだろう」

「そうだな。でも、この前、街で見かけたんだ。花屋の店先に、ケツマンが売られていたんだ。しかも、安くてびっくりしたんだ。一本十銭だったんだ」

「一本十銭?それは安いな。それで、買ったのか?」

「買ったと思うか?そんなもの買ってどうするんだ。家に持って帰って、枕元に置いておくのか?そんなことしたら、夜中にケツマンの穴から虫が出てきて、顔に這い上がってくるかもしれないじゃないか。それが怖いんだ」

「そうか、そうか。じゃあ、買わなかったのか」

「買わなかったと思うか?そんなもの買わないでどうするんだ。他の人が買って、家に持って帰って、枕元に置いておくかもしれないじゃないか。それが怖いんだ」

「どっちだよ。買うのが怖いのか、買わないのが怖いのか」

「どっちも怖いんだ。だから、買っても買わなくても、ケツマンが怖いんだ」

「なるほど、なるほど。それは大変だな。じゃあ、どうしたんだ」

「どうしたって、逃げたんだよ。花屋の前から、ケツマンの穴から見つめられるのが嫌で、逃げたんだ。でも、逃げても逃げ切れないんだ。どこに行っても、ケツマンがあるんだ。道ばたに、庭に、窓辺に、ケツマンが咲いているんだ。穴から虫が出てきて、こちらを見ているんだ。それが怖いんだ」

「そんなにケツマンがあるのか?俺は見たことがないぞ」

「見たことがないのか?じゃあ、今から見せてやろう。この部屋にも、ケツマンがあるんだ。枕元に、ケツマンが山盛りになっているんだ。白いケツマン、黄色いケツマン、赤いケツマン、紫のケツマン、全部あるんだ。穴から虫が出てきて、こちらを見ているんだ。それが怖いんだ」

「へえ、そうなのか。じゃあ、見せてくれよ。どこにあるんだ」

「どこにあるって、ここにあるんだよ。見ろよ、見ろよ、ケツマンだ、ケツマンだ、こわいこわいこわい、白いケツマン、こわいこわいこんなこわいものは食べてしまおう、おおこわいこわい、黄色いケツマン、こわいこわいこんなこわいものは食べてしまおう、おおこわいこわい、赤いケツマン、こわいこわいこんなこわいものは食べてしまおう、おおこわいこわい、紫のケツマン、こわいこわいこんなこわいものは食べてしまおう、おおこわいこわい」

目覚めたくまさんは、声を上げ、ひどく狼狽してみせながらも、「こんな怖いものは食べてしまって、なくしてしまおう」「うまいうまいうますぎて怖い」などと言って、枕元にあったケツをすべて平らげてしまいました