AIに世にも奇妙な物語を考えてもらう (64)

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35 野に咲く名無し@転載禁止 2024/12/14 (土) 23:54:10.715 ID:J3xnsJ9U8主

第二幕: 消えた過去

契約を交わした翌日、圭一は奇妙な体験をする。自分が「無駄だ」と思っていた過去の記憶がごっそり消えているのだ。

長時間プレイしていたゲームの記憶。

一日中ベッドで過ごした怠惰な日々。

酔ってくだらない話をしていた友人との夜……。


これらの記憶がないにもかかわらず、圭一はその時間に対する後悔や罪悪感が消え、驚くほど心が軽くなっていた。

その結果、圭一は夢中で新しい作品を描き始め、持ち込んだ企画が出版社で採用されるという大成功を収める。しかし同時に、日常の中で奇妙な感覚に襲われるようになる。

友人と会話をしていて、「過去の出来事」を問われても答えられない。

愛用していた漫画道具が、気づくと別の場所にある。

家の中に「見覚えのない隙間」ができている。


圭一はそれを「過去を売った代償」と軽く考え、さらに契約を重ねてしまう。


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第三幕: 異常の拡大

売る時間が増えるたび、圭一の人生から「時間」だけでなく「存在そのもの」が徐々に欠落していく。

友人から「いつ漫画家を目指したの?」と聞かれるが、答えられない。

昔の写真を見ると、そこにいる自分が透明に薄れている。

契約を重ねるたびに、圭一の部屋の家具や思い出の品が消えていく。


極めつけは、圭一が完成させた漫画作品が「自分が描いたものではない」と編集者に指摘されたことだった。契約を重ねすぎた結果、圭一の人生そのものが他人のものに「置き換わり始めている」ことに気づく。