2 野に咲く名無し@転載禁止 2025/02/13 (木) 17:00:12.285 ID:5hNNuZMn8主
バレンタインに向けて準備をしていたのは彼もである。
「ふふ〜ん♪バレンタインです。チョコ作っちゃいますよ!」
野咲ののか。
男だがかわいいものが好きな彼は、もちろんチョコレートは作る側。毎年訪れるこのムードを楽しんでいるようだ。
「何にしよう、王道の板チョコか…
みんなで食べられるトリュフもいいですね」
かわいいお菓子作りにも詳しい彼は、明日のバレンタインに向けて計画を立てている。
「…でもその前に、材料を買いに行かないと。
あー、今からワクワクが止まらないです!」
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チョコの材料を無事に購入し、その帰り道。
歩きながら、ふと横を見るとポスターが貼ってある。
「これ、なんだろう…
なになに、『農園チョコレートコンテスト』!?」
農園チョコレートコンテスト。
各々が作ったチョコレートを持ち寄り競う大会のようだ。
「副賞は板チョコ1年分ですか、いいですね…
せっかくの機会だし、参加してみようかな!」
そう決めたののかは、駆け足で家へと帰っていく。
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「さて、どうしよう…コンテストとあらば、やっぱり素敵なチョコを作らないとね。
オシャレ路線か、僕らしくかわいいチョコもいいかも」
何を作るか考えつつ、チョコレート作りの準備を進めていく。
しかし、途中で大変なことに気づいた。
「あ…すっかり忘れました。チョコの型…」
チョコレート作りの要となるはずの型。
それを買い忘れてしまったようだ。
「あーーどうしようどうしよう、買い直しに…でももう遅いしなぁ。
どこかに何かないかな」
慌ててキッチンを探し回る。
しばらく探した後、あるものを見つけた。
「あっ、これって…!」
それを見たののかは何か思うことがあったのか、しばらく考え込む。
そして、チョコ作りのアイデアを思いついたようだ。
「…うん、これを使ってみよう。
素敵なチョコにしてあげますよ!」