昔々、山あいにある小さな村に、美しく実った野菜や果物で知られる農園がありました。 (4)

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1 野に咲く名無し@転載禁止 (d632c9da) 2025/03/19 (水) 22:24:41.849 ID:rWaYqh1a0主

その農園の主👨‍🌾は、朝早くから夜遅くまで働き、村一番の豊かな農園を築き上げました。

ある秋の日、農園主がいつものように農園の見回りをしていると、隅のほうで小さく震えている不思議な生き物を見つけました。

農園主👨‍🌾「なんだ、お前は?」

ぷゆゆ🥺「ぷゆ…。ぷゆゆというぷゆ…。道に迷ってしまったぷゆ…」

農園主👨‍🌾「ふむ。では、ここにいるのなら働いてもらおうか。」

ぷゆゆ🥺「働く…?ぷゆゆ、何をすればいいぷゆ?」

農園主👨‍🌾「農園の手伝いだ。明日の朝までに、あそこの野菜をもっと立派に育てておいてくれ。」

ぷゆゆは戸惑いましたが、迷子で帰る場所もなかったため、農園主の言葉に従いました。
ぷゆゆが一晩一生懸命働くと、不思議なことに、次の日の朝には農園の野菜が見違えるほど立派に育っていました。

農園主👨‍🌾「これは見事だ。お前にはこれから毎晩、農園を手伝ってもらうぞ。」

ぷゆゆ🥺「ぷゆ…。でも少し疲れたぷゆ…。休んでもいいぷゆ?」

農園主👨‍🌾「いや、明日の朝も頼むぞ。お前がいる限り農園は豊かになる。これは村のためにも良いことだ。」

ぷゆゆは何も言い返せず、毎晩農園の仕事を続けました。
そのおかげで農園はどんどん豊かになり、村の人たちは農園主を褒め称えました。

村人たち「農園主さんの農園は素晴らしいね。今年も豊作だ!」

農園主👨‍🌾「ああ、これも毎晩の手入れのおかげさ。」

村人たち「毎晩なんて、なんて働き者なんだ!」

農園主は嬉しそうに頷くだけで、ぷゆゆのことは村人に話しませんでした。

日が経つにつれて、ぷゆゆはどんどん痩せ細り、体の色も薄くなっていきました。

ぷゆゆ🥺「ぷゆ…もう力が出ないぷゆ…。少しだけ眠りたいぷゆ…。」

農園主👨‍🌾「ここで眠ったら農園はどうなる?村人が困るぞ。ほら、もう少し頑張れるだろう?」

ぷゆゆは疲れ果てながらも、農園主の言葉を信じて毎晩働き続けました。
やがて村中に農園の評判が広がり、農園主は豊かになり、大きな家を建て、村の名士となりました。

農園主👨‍🌾「お前のおかげで、村一番の農園になった。誇りに思うぞ。」

ぷゆゆ🥺「ぷゆ…。でも、ぷゆゆは…とても苦しいぷゆ…。」

農園主👨‍🌾「苦しいのは気のせいだ。農園が豊かになれば皆が幸せだ。それがお前の幸せだろう?」

ぷゆゆは返事をせず、小さな肩を震わせていました。
その後も農園主は何一つ困ることなく、ますます村で尊敬され、幸せに暮らしました。

しかし農園の片隅では、今でもぷゆゆが、小さな体を震わせながら、眠ることも許されず、ただひたすら働き続けているそうです。

村人たちは、そんなぷゆゆの存在を誰一人として知らず、農園主の農園は今日も美しい作物であふれているのでした。

おしまい。