1 野に咲く名無し@転載禁止 (5200ef4d) 2025/05/07 (水) 22:27:54.178 ID:R0JsMMMI8主
【都市伝説:ぷゆゆの鳴く夜】
地方の寒村に古くから伝わる噂がある。
それは「ぷゆゆ」と呼ばれる奇妙な存在。直径20センチほどの丸くて柔らかい生物で、常に「🥺」のような顔をして、寂しげに漂っている。誰が名付けたかはもう誰も覚えていない。ただ、ひとつだけ確かなのは――
あれは、「芋」を求めてやってくるということ。
ある冬の晩、芋を焼いていた青年が、窓の外から妙な音を聞いた。
「ぷー……ぷー……」
最初は湯気の音かと思ったが、音は次第に近づき、明らかに何かが鳴いていた。不審に思って外を見ると、そこには小さな丸い何かが浮かんでいた。暗闇の中で、うっすらと見える「🥺」の顔。そして、それは、じっとこちらの芋を見つめていたという。
青年は怖くなって芋を外に放り投げると、ぷゆゆはそれを静かに吸い込むように食べ、満足そうに「ぷぅ……」と鳴いて闇に消えた。
次の日、青年は高熱にうなされ、「あの顔が、夢の中にまで出てくる」と言い残して姿を消した。
村ではそれ以来、「冬に芋を焼くときは、余分に一つ用意しておけ」と言われている。
それは“あいつ”が来たときに、**“取引するための供物”**なのだと。
もし、芋を与えなければ――
ぷゆゆは、その「🥺」の顔で、無言のまま……ずっと見つめ続けてくる。
食べるまで、鳴くまで、どこまでも。
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あんまこわくはない🥺