9 野に咲く名無し@転載禁止 2025/08/23 (土) 06:26:50.309 ID:7VU697J4a主
4月8日(ルールと信頼)
朝。ぷゆゆを縄から解放すると、いつもの黄色い体で、ぴょんぴょんと元気に跳ね回った。「ぷー!ぷー!」とご機嫌な様子ではあるが、昨日までとは明らかに様子が違う。
距離感を保っている。俺の顔をじっと見つめる時間が、長い。そしてなにより、トイレを探すように部屋の隅をきょろきょろと見回している。…もしかして、学習したのか?
俺は小さなトレイを用意し、そこに新聞紙を敷いて「ぷゆゆ専用トイレ」と名札を書いて設置した。
「ちっこはここ。ここ以外でしたらまた階段な?」
ぷゆゆは困り眉をしゅんとさせ、「ぷー…」と返事のように鳴いた。
果たして、本当に反省しているのか。それとも単に、じゃがいもが欲しいだけなのか。
…まだ油断はできない。