都市部に住むフクロウは裕福な地域を好むことが判明 [ceTyYh★] (3)

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1 枯れ果てた名無し@転載禁止 (b06807b1) 2024/11/30 (土) 17:55:29.193 ID:96y10bA7w

アメリカフクロウは北アメリカ大陸に広く分布するフクロウであり、近年は都市部にも生息しています。
そんなアメリカフクロウの行動範囲とエネルギー消費を調査した研究により、アメリカフクロウは「裕福な地域」を好んでいることがわかりました。

アメリカのルイジアナ州立大学の研究チームは、ルイジアナ州の州都であるバトンルージュに住むアメリカフクロウの行動範囲や、エネルギー消費パターンを調査する研究を行いました。
この研究では動物が活動する時間帯だけでなく、24時間にわたる生活サイクル(ディールサイクル)に焦点を当てたとのこと。

アメリカフクロウはその他のフクロウと同様に夜行性ですが、通常は休息している日中の行動パターンを理解することも、生態の解明や保全活動のために必要です。
動物の活動時間帯だけに焦点を当てた研究を人間に置き換えると、仕事をして外に出ている日中だけ観察し、家に帰って家庭生活を送る夜間は無視するようなものです。

研究チームはアメリカフクロウにGPSと加速度計を取り付けるため、「ユダ」という名前のフクロウのぬいぐるみを使ったり、録音したフクロウの鳴き声を流したりしてフクロウをおびき寄せました。
論文の筆頭著者であるVitek Jirinec博士によると、フクロウの捕獲はスリリングで危険な体験だったとのこと。
Jirinec博士は、「私がこれまで経験してきたのは、小型の鳥の扱いです。しかし、これらのフクロウは鋭いくちばしや爪を駆使する、別種の獣なのです」と述べています。

捕獲したアメリカフクロウはGPSと加速度計が取り付けられた後に解放され、移動した位置とエネルギー消費量が追跡されました。
以下の写真は、論文の共著者であるEliza Stein氏がアメリカフクロウを放した際のものです。

データを分析した結果、バトンルージュのアメリカフクロウは裕福な地域にある森に好んで生息していることが判明。
また、昼間の行動範囲は8.9ヘクタール(8万9000平方メートル)であるのに対し、夜間の行動範囲は31.8ヘクタール(約31万8000平方メートル)と大幅に広いことも確認されました。

加えて、アメリカフクロウが好んでいる生息地では、消費するエネルギーの量も少ないことがわかりました。
これは、アメリカフクロウが好む生息地は緑地が多く、資源が豊富なことが影響しているとみられます。

科学系メディアのEarth.comは、「この研究は予想外の関連性を引き出しました。アメリカフクロウは、緑地と資源がより豊富な、裕福な地域の生息地を好むようです。
この現象は、『ぜいたく効果』を裏付けています。ぜいたく効果とは、裕福な地域ほど手入れが行き届いた公園や、樹木が生い茂る広い敷地があるため、生物多様性が育まれるというものです」と述べました。

https://gigazine.net/news/20241130-barred-owls-prefer-affluent-neighborhoods/