1 枯れ果てた名無し@転載禁止 (758427af) 2025/04/08 (火) 18:25:47.768 ID:Gzcc3UFaK
ある種のスズメバチはアルコールだけで生きていける
ほとんどの生物種は食物としてお酒だけを摂取しているとべろべろになってしまうが,ある種のスズメバチはエタノールを80%含む糖液だけで生きていけることが最近の研究で示唆された。特に機能が損なわれる様子もない。
ショウジョウバエやツパイ(リスに似た哺乳類)など多くの動物は果物が発酵して生じたアルコールを自然に摂取している。酵母やある種の細菌が,熟した果実に含まれる糖を分解して少量のエタノールを作るのだ。ほとんどの動物種は濃度4%以上のアルコールを摂取すると機能障害や中毒症状の兆しが表れる。だがイスラエルにあるネゲヴ・ベン=グリオン大学の動物研究者ブシェブティ(So a Bouchebti)は,スズメバチの仲間はアルコール耐性が高く,食料として利用しているのではないかと考えた。何せ,スズメバチの腸には果物の糖をアルコールに変える酵母がいることが知られているからだ。スズメバチが受粉する際にこの酵母が植物とその果実に受け渡され,果物で発酵が起こるようになる。
ブシェブティはオリエントスズメバチ(Vespa orientalis)という社会性のスズメバチに注目した。彼女はテルアビブ大学の研究者たちと共同で,追跡用の炭素同位体で標識したエタノールを0 〜 80%の様々な濃度で含む糖液をスズメバチとミツバチに与えた。実験の結果,スズメバチの呼気はミツバチよりも300%近く多くの標識炭素を含んでおり,スズメバチのほうがそれだけ速くアルコールを分解していることが示唆された。米国科学アカデミー紀要に報告。
以下ソース
https://www.nikkei-science.com/?p=75273