211 一般名無し質問者 2022/09/26(月) 17:11:26 ID:64QeqEoQ0
これは、わたしが小さいときに、村の>>212というおじいさんからきいたお話です。
むかしは、わたしたちの村のちかくの、>>213というところに小さな>>214があって、>>215さまというお殿様がおられたそうです。
その>215から、少し離れた山の中に、「>>216ぎつね」というきつねがいました。
>216は、ひとりぼっちの小ぎつねで、シダのいっぱい茂った森の中に>>217を掘って住んでいました。
そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出ていって、>>218ばかりしました。
畑へ入って>>219を堀り散らしたり、>>220の、干してあるのへ火をつけたり、>>221のうら手につるしてある>222をむしり取っていったり、いろんなことをしました。
(>216ぎつね/新美南吉)