イスラエル人の入植者が水源奪い、パレスチナ住民の追い出し図る…ヨルダン川西岸で16集落消滅 (27)

←← 掲示板一覧に戻る ← スレッド一覧に戻る

1 野に咲く名無し@転載禁止 (bd5fbcd4) 2024/07/16 (火) 23:46:49.684 ID:vQvNzMx74主

 パレスチナ自治区のヨルダン川西岸で、イスラエル人の入植者が、水源を奪うことでパレスチナ住民の追い出しを図っている。ガザ地区での昨年10月の戦闘開始後、人権団体のまとめで16の集落が消滅した。ベンヤミン・ネタニヤフ政権の一翼を占める極右勢力が主張する「西岸の併合」に沿った現状変更の動きだ。(ヨルダン川西岸ラスアイン・アウジャ 福島利之)



 ヨルダン川西岸のオアシスの町エリコから北10キロのラスアイン・アウジャ集落には、西岸有数の水量が湧く泉がある。降水量が少ない砂漠での水は貴重で、家畜のほかバナナやナツメヤシの栽培に使われてきた。生活には不可欠だ。

ヨルダン川西岸ラスアイン・アウジャで銃を持って水路を占領する入植者たち。水浴びしていたパレスチナ人は逃げていった(5日)=福島利之撮影
 5日、パレスチナ人の家族連れが水浴びをしていると、小銃や大型ナイフを持った入植者の若者数人が大声で騒ぎ、露骨に嫌がらせを始めた。南部ヘブロンから家族8人で遊びに来たパレスチナ人の教師アリフ・シャワラさん(43)は「安心して子どもを遊ばせられない」と敷物を畳み、その場を離れた。

ヨルダン川西岸ラスアイン・アウジャで銃を持って水路を占領する入植者たち。水浴びしていたパレスチナ人は逃げていった(5日)=福島利之撮影
 アウジャ集落には約150家族、400人ほどのパレスチナ人の遊牧民が住み、子羊やミルクを売って生活する。しかし、数年前から近くの入植地の入植者の襲撃で倉庫を破壊された。今年4月、泉近くにテントを建てた非公認の入植地(アウトポスト)がつくられると、襲撃は激化し、住民は泉に行くのも阻まれるようになった。

 集落に40年以上住むムハンマド・ラシャイドさん(50)は昨年、500頭の羊を飼っていたが、入植者に盗まれ、今は50頭程度という。羊に水を与えるのも容易ではない。パレスチナ自治政府に介入する権限のない地域で、治安を担うイスラエル軍や警察に連絡しても対応しないという。ラシャイドさんは「誰も守ってくれない」と嘆く。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20240716-OYT1T50157/?from=smtnews