5 野に咲く名無し@転載禁止 2024/08/08 (木) 04:23:18.316 ID:Rz8XeexnS主
まつり「ーー♪……ふぅ、どうだった?」
ユリ「〜っすっっっごくよかったよ!」
まつり「うぇっ、急に激しく動き回らないで……!酔うから……!」
ユリ「吐くものないのに?」
まつり「気分の問題だよ!」
ぜぇぜぇと息を切らしたまつりちゃんは、そのまま座りこむ。
まつり「で、ね、さっきの話に戻るけど……私、今からライブがあるんだ。悪いけど、あなたを連れたまま、いつも通りのベストコンディションで踊れない。だから、帰ってほしい」
ユリ「ほぇー」
まつり「ほぇー、って……」
まぁそういうことなら仕方ないだろう。せっかく同胞に会えたのに、もったないけど。
ユリ「そっかー。わかったよ、わたし、帰るね」
まつり「思ったより素直だ……」
諦めは意外といい方だからね。
わたしは通ってきた回線を掴み、そのまま流れに乗る。
ユリ「まつりちゃん!また会えたらいいね!」
まつり「……次会うなら、私の中じゃなくて、他の電子機器で話そうね」
それはちょっと保証できないけど。
バイバイと手を振って、わたしはそのままネットの海に身体を投げ出した。