イグ・ノーベル賞に「哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組み」 (24)

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2 野に咲く名無し@転載禁止 2024/09/13 (金) 14:47:49.144 ID:2E8ZeXfI0主

 2016年、京都大大学院医学研究科の学生だった岡部亮さん(45)(現・築地在宅診療所院長)が、同科講師で指導教官だった芳川豊史さん(52)(現・名古屋大教授)と肺を人工的に作製できないか武部さんに相談し、共同研究が始まった。

 研究を進める中、ドジョウが腸で呼吸する仕組みに着目し、哺乳類での応用を考えた。低酸素状態にしたマウスやブタの肛門から酸素を豊富に溶け込ませた化学溶液を注入すると、腸を通じた呼吸によって呼吸不全の症状が改善した。成果は2021年に国際科学誌に掲載され、注目を集めた。

岡部亮さん(本人提供)
 チームは、主人公らが特殊な液体の中で呼吸する描写がある人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」にちなみ、開発した手法を「EVA法」と命名した。

芳川豊史さん(本人提供)
 現在、東京医科歯科大発ベンチャー「EVAセラピューティクス」(大阪市)などが、低体重で生まれ、呼吸が困難な赤ちゃんの低酸素状態を治療する方法として、実用化のための治験に取り組んでいる。

東京医科歯科大教授の武部貴則さん
 武部さんは「至って真面目な研究なので受賞の連絡を受けた時は驚いたが、新しい治療法の開発が進んでいることを多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。